僕は、アコースティックギター1本のみで活動しています。
歌もなければバックにカラオケなども流さない。
見た目に派手さはないけれど、一人でも多くの人が僕の奏でる音楽に
耳を傾けてくれたなら・・・そう思っています。
音更のはじまりは、ギター2本のインストからでした。
今は1本(ソロ)で活動していますが、
僕の「音更」としてのスタンスは変わりません。
自己紹介を兼ね過去に書いたコラムをもうひとつ載せたいと思います。
ちょっと長いですが読んで頂けたら嬉しいです♪

「butterfly effect +」
1972年、アメリカの気象学者ローレンツは「南米のジャングルに住む、
たった1匹の蝶のたった一度の羽ばたきが、
遠く離れたテキサスで巨大な竜巻を引き起こす可能性がある」
と予言しました。この予言はほどなく証明され、
現在は「バタフライエフェクト」と呼ばれ、生物、物理学の世界では広く
理解されるものとなりました。
「ごくごく小さな力が結果的に非常に大きな影響を与え得る。」いたって簡単な数式が、
にわかには信じ難い、しかし紛れもない現実を指し示したのです。
省みて僕達の音楽もまるで蝶の羽ばたきと同じ様に小さく微々たるものかもしれません。
ギター2本のインスト音楽。おそらく世間からあまり認知のされていないマイナーな音楽と
いうことになるでしょう。
しかしそれを言い訳に自ら閉じてしまっては、そこで全てが終わってしまいます。
「どうせ伝わらない」と諦めた瞬間にあらゆる表現は色褪せてしまうでしょう。
蝶々は羽を動かしたからこそ世界に影響を与えたのです。
「自ら動かなければ何も始まらない」そう思った僕らはストリートライブを始めました。
最初は誰一人として、立ち止まってくれる人などいませんでした。自らの力のなさに
落ち込みながら試行錯誤を繰り返す毎日でした。
いつ頃からかは覚えていないのですが、少しずつ人の輪ができるようになり、
笑顔で聴いてくれるお客さんの数が増えていきました。自分達の音楽に感動して、
楽しんでくれる人がいる。それがどれほど嬉しい事か初めて知りました。そして
うまくいかない時、苦しい時にその事実が何度も僕らを勇気づけ、背中を押してくれました。
今では、色々な方からお誘い頂いて、嬉しい事ことに様々な場所で演奏させていただけるように
なりましたが、僕達にとって、きちんとコーディネートされた大規模なライヴでの演奏も、
新宿での路上演奏もまったく同じ意味と価値を持つ大切なものなのです。
そのひとつひとつが蝶の羽ばたきであってほしい、そして、願わくば一人でも
多くの人に伝わってほしい。
そう願い私達はアルバムにこの名前をつけました。
音更はいつでもバタフライエフェクトポジティブ(陽性)で在りたいと願って。
photo by fumiyasu.uno








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